
「宿り木の花」
この前から2回ほど木のぼりして採ってきた宿り木。
水を入れたバケツに入れておいたらなんと、花が咲いた。
2ミリほどに小さな花だ。
宿り木自体まじかに見ることがほとんど無いのに
花を見ることが出来たなんてかなり嬉しい。
これがやがてあの半透明な美しい実になるのだ。
人知れず開花し、実を結ぶ。自分のやるべきことを良く知っている。
道草もしないで真っすぐに向かっているのを見ると
ふらふらと寄り道だらけのわが身のええかげんさにあきれる。
しかし、だ。道草のおかげで手の届く所に宿り木を見つけたのだから
これはこれで「ええやん!」などと道草をして道草の無駄と効用を知る。
無駄と思われる事が無駄ではなかったと思えるように生きたいもんです。
そのためにはうんと手を動かさないとあかんな。
描いても描いてもなかなか上手く描けないクロッキ-も続けないと
ただのゴミになってしまう。

「ネコロッキ-」
ぼちぼち描いている猫のクロッキ-。ほとんど寝ポ-ズ。
しっぽが有るのでさくらです。

1977年頃のアメリカ村あたりのお店で見かけたフリ-ペ-パ-
ぱ-ま屋髪切虫のコナンままのコメントを読んで乙女の頃をふり返る。
昨日の同級生男子閉じ込めデッサンなどをしたすぐ後のこと。
まだ心斎橋筋が大人な感じの頃、
御堂筋から鰻谷通り(だと思う)を西に入った辺りだったか
夜の名所『美人座』と呼ばれるというキャバレ-に行ったことがある。
そこで舞台照明のバイトをしていた友人に「見に来るか?」と誘われて
照明室にこっそり入ったことがあった。
広いフロアの真ん中のせり上がった舞台では
全裸に近い踊り子さんが踊っていた。
クリスティ-ナ.アギレラ、シェ-ルの映画にもなった
バ-レスクというのだろうがそんなもんに遭遇したのは初めてであった。
同行した男子は微笑みながら静かに鼻血を流しておった。
ほりえもまだふつ~の家具屋さん通りだったあの頃
アメ村も今よりもっと長堀通り寄りの北の方中心だった。
スポタカの前では丘サ-ファ-のお兄さんが電動スケボ-の乗って
長い茶髪をなびかせていた。
巷ではイ-グルスのホテルカリフォルニアや
ドミノアンドデレクのレイラがやたら流れて耳にたこができた時代。
スポタカビルの道頓堀川べりに小さな画材店+ギャラリ-があった。
画材の勉強をしたかった私は14か月そこで働いた。
川の向こう側には値段が高いから売れたフル-ツナカイがあった。
時々値札を書くペンを買いにやってくる中井社長は
暇なとき画材店のPOPを書いていた私に
「うちの店のも書いてくれへん?」と変わった海外のフル-ツを
持ってきた。はじめてアボカドを食べたのもこのころ。
今は綺麗になった道頓堀川だが、
思い出の中の道頓堀川は汚い物がうねうね漂うにぶく光る川面だ。
今もナカイビルはある。1階は吉野家の牛丼やさんになっている。
道頓堀クロッキ-研究所に通いはじめた頃は若い情熱と焦りで
心斎橋の小大丸にあった月光荘のクロッキ-教室にも通っていた。
さっぱり上手くならないクロッキ-と夢や希望や不安をかかえて
うろうろ歩いた難波は刺激的であった。
そんな時よく目にしたのがこのフリ-ペパ-「Wow.woW」
のちにプガジャと呼んだ有料のプレイガイドジャ-ナル(100円だったと思う)
になったんだと思う。
表紙や本文.イラストを
漫画「たぶちくん」のいしいひさいち氏が担当して今見ても楽しい。
今月からプロバイダ-を変えた。そうしたらブログの管理画面に入れな
くなった。いくらパスワ-ドを入れてもIDを入れてもダメ。とほほ…
それで、新しいプロバイダ-のレスキュ-サポ-タ-というところに
電話をした。そうしたら、なんとまあレスキュ-のお兄さんが遠隔操作
でちゃっちゃっと手続きをしてくれました。すごいぞレスキュ-隊!
いろいろ画面を操作しながら説明をしてくれて私もその度に「ふむふむ
なるほど」な~んてあいづちを打ちながらこうしてブログを書いとる
訳です。
ところで、電話を切って振り返ると説明はさっぱり忘れていて、
「ふむふむ」というあのあいづちはいったい何やったんやろう?
カエルもあきれて笑ろてますがな。ケロケ~ロ

ゆうべ遅くにおかめどのから「HPアクセスでけへん!パスワ-ド
やらIDを聞いてきてるけど分らへん。こんなん初めてや。
東田のおっちゃんも分らんて言うてはるどないしよ?」と大慌ての
電話があった。停電やらなんやらでどうもシステムトラブルが
あるらしい、とプロバイダ-のHPに書いてある。
今朝HPは何事もなかったように回復していたようだ。
とにかく機械のことは分らないことのオンパレ-ドである。
毎日便利に使っているが仕組みが分らない。この小さな機械の中で
いったいなにが起こっているのか想像もつかない。
洗濯機しかり、オ-ブンレンジしかり、食洗機もそうだ。
洗濯機を全自動に変えた時「ほんまにちゃんと洗えるんかいな」と
何度も蓋を開けて中を見たもんだ。
つい、便利に流されるけれてリスクを見ないが
やはり便利はほどほどにしておいた方が良いのかもしれない。
椿 くまがい
「お外はええにゃ~」 さくらでちゅ


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